当サイト「MyBlog note」を開設するにあたり、実施した作業を記載します。
全ての作業を一度に記載すると大変なので全4回に分けて投稿する予定です。
0.投稿の流れ
第1回 Webサイトが表示される仕組みの確認(本投稿)
第2回 レンタルサーバの準備
第3回 ドメインの設定
第4回 WordPressのインストール
本投稿では、Webサイトが表示される仕組みを理解し、
ブログ開設に必要な作業を確認します。
1.Webサイトとは
「Webサイト」には、以下の2つの意味があります。
(1)Webページの集まり
いくつかのWebページが集まった集合体がWebサイトといいます。
(2)Webサイトが公開されているインターネット上の場所
Webサイトはインターネット上で公開されているコンテンツのサイト(site=場所)を表します。
「Web」とは「World Wide Web」の略称※であり、インターネット上で公開されている
コンテンツ(文書や画像など)を相互閲覧するシステムです。
※ World Wide Webは「www」、「W3」とも呼ばれています。
コンテンツ提供者はWebサーバ上にコンテンツを公開し、閲覧者はスマートフォン・パソコンから
Webブラウザを介して公開されたコンテンツにアクセスします。
2.Webサイトが表示される仕組み
私たちはパソコンやスマートフォンなどの通信端末でWebサイトを閲覧していますが、
こちらの仕組みついて確認します。
ざっくりですが、Webサイトが表示される仕組みは次のとおりです。
(1)パソコン(またはスマートフォン等)のWebブラウザにURLを入力します。
(2)パソコンからDNSサーバへ、URLに含まれるドメインを問い合わせます。
(3)DNSサーバは、問い合わせを受けたドメインからIPアドレスを特定します。
(4)DNSサーバからパソコンへ、特定したIPアドレスを送信します。
(5)パソコンは受信したIPアドレスのWebサーバにアクセスし、
コンテンツ(Webサイト等)を要求します。
(6)要求を受けたWebサーバはコンテンツを送信します。
(7)Webサーバからコンテンツを受信し、Webブラウザ上にコンテンツを表示します。
用語についても解説します。
・Webブラウザ
Webサイトを閲覧するためのアプリケーションであり、
代表例としてMicrosoft Edge、Google Chrome、Mozilla Firefox等があります。
・URL
Uniform Resource Locatorの略であり、
インターネット上に存在するコンテンツ(Webサイト等)の所在を表し、
①プロトコル、②ホスト名、③ドメイン、④ディレクトリ、⑤ファイル名から構成されています。
・ドメイン
インターネット上に存在するサーバの所在を表しており、サーバのIPアドレスを変換した文字列です。
・IPアドレス
インターネット上のネットワークに接続されたパソコン等の通信端末に割り振られる識別番号であり、
通信端末ごとにユニークな番号が割り振られます。
・DNSサーバ
インターネット上のドメインとIPアドレスを関連付けて管理する
DNS(Domain Name System)機能を有しており、問い合わせがあったドメインを
IPアドレスに変換し応答します。
・Webサーバ
Webブラウザに入力されたURLに基づき、要求されたコンテンツ(Webサイト等)を
Webブラウザに送信します。
3.ブログ開設に必要なこと
Webサイトが表示される仕組みについて確認しましたが、
ブログを開設するためにすべき作業は以下の2つです。
(1)レンタルサーバの契約
ここでのサーバは「Webサーバ」を指します。作成したコンテンツ(ブログ)を
レンタルサーバにアップロードし、閲覧者からアクセスできるようにします。
(2)ドメインの取得
借りたレンタルサーバにコンテンツをアップロードしてもURLを作成しないと
閲覧者はアクセスできないため、コンテンツの所在を表し、
URLの作成に必要な「ドメイン」を取得します。
4.次回について
次回は「第2回 レンタルサーバの準備」ということで
レンタルサーバの比較・選定、契約などについて記載します。
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