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社内SE(予定)のひとりごと


仮想環境の構築 ~第2回 Ubuntu 22.04LTSのインストール~

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本投稿では、「第1回 Hyper-Vの有効化」で有効にしたHyper-Vについて、
[Hyper-V クイック作成]でUbuntu 22.04LTSをインストールします。

[Hyper-V クイック作成]には以下のメリットがあります。
①Hyper-V用にカスタマイズされたUbuntu22.04LTSが使用できる。
②拡張セッションに対応しており、ホストPCとゲストPC間で
 選択したファイルや文字列のコピー・ペーストが可能
③ホストPCとゲストPC間の共有ディスクの作成が容易

なお、デメリットはHyper-Vの開発元であるMicrosoftが
提供しているOSしかインストールできないことです。
そのため、最新リリースされたOSを使用したい場合は、
クイック作成ではなく標準インストールを行う必要があります。

1.Hyper-V クイック作成

(1)Windows11のスタートメニューから[Windowsツール]を開きます。

図1-1 Windowsツールの起動

(2)Windowsツールを開き、[Hyper-V クイック作成]をクリックします。

図1-2 Hyper-V クイック作成の起動

2.仮想マシンの作成

(1)新規ウィンドウが表示されるとオペレーティング システムの
   選択画面が表示されますので任意のOSをクリックします。
   ここでは[Ubuntu 22.04LTS]をクリックします。

   その後、[仮想マシンの作成]をクリックします。

図2-1 仮想OSの選択

(2)Ubuntu 22.04LTSのダウンロードが開始されます。
   しばらく時間がかかりますので待ちます。

図2-2 Ubuntu 22.04LTSのダウンロード

(3)ダウンロードが完了したら[接続]をクリックします。
   これにて仮想マシンの作成は完了です。

図2-3 仮想マシンの作成完了

3.Ubuntu 22.04LTSのセットアップ

(1)新規ウィンドウで仮想マシンの接続画面が表示されますので、
   [起動]をクリックします。

図3-1 仮想マシンの起動

(2)仮想マシン(Ubuntu 22.04LTS)が起動しますので、
   [日本語]を選択し、[続ける]をクリックします。

図3-2 言語の選択

(3)キーボードレイアウトの画面が表示されますので、
   デフォルトで設定されている[Japanese]のままで
   [続ける]をクリックします。

図3-3 キーボードレイアウトの選択

(4)居住地の選択画面が表示されますので、
   デフォルトで設定されている[Tokyo]のままで[続ける]を
   クリックします。

図3-4 居住地の選択

(5)情報の入力画面が表示されますので、
   [あなたの名前]、[コンピューターの名前]、[ユーザ名]及び
   [パスワード]を入力し、[続ける]をクリックします。

図3-5 情報の入力

(6)クリーニングが終了したらセットアップ完了です。

図3-6 クリーニング中の画面

4.仮想マシンへの接続

(1)セットアップが完了すると仮想マシンへのログイン画面が表示されますので
   3-(5)で入力した[ユーザ名]と[パスワード]を入力します。

図4-1 仮想マシンへの接続

(2)仮想マシンに接続し、Ubuntu 22.04LTSの画面が表示されます。
   これで自由に操作することが可能です。

図4-2 Ubuntu 22.04LTS

5.仮想マシンへの接続(2回目以降)

(1)Windowsツールを開き、[Hyper-V マネージャー]をクリックします。

図5-1 Hyper-V マネージャーの起動

(2)Hyper-V マネージャーが起動すると先ほど作成した
   仮想マシン(Ubuntu 22.04LTS)の状態が表示されており、
   [実行中]となっています。

   ここで[接続]をクリックし、ユーザ名とパスワードを入力することで
   仮想マシンに接続することができます。

図5-2 仮想マシンへの接続(2回目以降)

   なお、仮想マシンがシャットダウンされているときは
   状態が[オフ]と表示されます。
   ここでも[接続]をクリックすると仮想マシンを
   起動することが可能です。


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